椎名林檎「無罪モラトリアム」若者に聴いて欲しいアルバム

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思い出のアルバムとプロフィール

1978年生まれ 青森県在住 女性 家庭教師
椎名林檎「無罪モラトリアム」

アルバムにまつわる思い出

このアルバムは、わたしが大学生のときに発表されて以降、何回聴いたか数え切れない。

このアルバムの前に「歌舞伎町の女王」というシングルが発表されていて、そのとき初めて椎名林檎を聴いたのだが、あまりにメロディーが巧いのでリピートして聞いていた。

「中島みゆきに似てるな」という感想を持った。林檎は若いのに、そういう雰囲気がある。

そして「無罪モラトリアム」のアルバムを聴いてみると、一曲目の「正しい街」から迫力があった。なんというか、20代の気持ちが凝縮されて表現されている。

そして一番ぐっと来たのは「シドと白昼夢」という曲だ。

好きな人のことを考えながら「あなたは私じゃなくちゃ 真っ白なほっぺたに透きとおる小さな雨だれを落としてしまう」という歌詞を聴いていると、せつなくなった。

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椎名林檎は以後も次々とアルバムを発表するが、初期のころの作品は「私と放電」というアルバムで聴ける。若いころの必死さが伝わってくるアルバムだ。

「勝訴ストリップ」や「カルキザーメン栗の花」などで性的なシンボルになった感じが嫌で一時期は離れてはいたが、私生活のスクープなどに目をつむって音楽だけを評価すると、林檎は抜群に聴かせてくれるシンガーだろう。

「東京事変」の頃の曲も、ソロの曲も、完成度が高いと思う。その出発点となった「無罪モラトリアム」。

しかし、当時は林檎がこんなに評価されるとは思っていなかった。「新宿系」を名乗っていた彼女がウケるとは思わなかった。
でもTRFなどを聴いていた友達も、林檎に夢中になった。

林檎ファンはネットの掲示板で「自意識過剰の恋愛中毒」などと言われていた。しかし、ファンは増えていった。

もし高校のときにちょうど椎名林檎が注目されていたら、いろいろと語り合ったと思う。しかし今では「無罪モラトリアム」のような恋愛観は若すぎて、友達とは語れない。

もうそんな時期には戻れないなあ。と想いながら懐かしく「無罪モラトリアム」を聴いている。

若者は一度お試しあれ。

 

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