小谷美紗子「The Stone」魂の歌声と歌詞に衝撃を受けた一曲

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思い出の1曲とプロフィール

1978年生まれ 福岡県在住 女性 フリーランス
小谷美紗子「The Stone」

曲にまつわる思い出

小谷美紗子さんを知ったのはこの曲「The Stone」という曲からで、1998年の暑い夏でした。

野沢尚さん原作の「結婚前夜」というドラマの主題歌として知ったのですが、エンディングに流れるこの曲を知った時の衝撃はすごかったです。まさに魂の歌声。ドラマもとてもよいドラマでした。

まだ30歳になるかならないかくらいの夏川結衣さんと、その当時、確か50代後半だった橋爪功さん、そしてユースケ・サンタマリアさんのトライアングルを描いたようで、実際には、夏川結衣さんと橋爪功さんのドラマなんですね。

私は当時、とても辛い恋をしていて、このドラマにどれだけ救われたかわかりません。

ただ、小谷さんが書かれる詩の意味が、わからないなりに衝撃でした。

「石にされてしまいたい」という歌詞があるのです。「石になるって?」って当時は思ったけれど、石って、本当に意味があるものですものね。

つまり、あなたと結ばれないのならば、ギリシャの神殿で石にされてしまいたい、と歌う小谷さんの歌詞が、この「結婚前夜」というドラマにぴったりとハマったのです。

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1998年はとても辛い夏でしたけど、私にとって思い出の夏です。生涯一度の夏を過ごしたと思っています。今でも小谷さんのこの曲を聴くと切なくなりますが、当時のようにリアルには痛みは感じません。大人になったのかな。

小谷さんのこの頃の歌は、他にもヒリヒリするような痛みを伴う歌ばかりで、最近のスタイリッシュな小谷さんとは、少し傾向が違います。

あの頃の小谷さんが好きだけど、小谷さんの若い頃のライブに何度か行ったとき、「辛そうだな」と思いました。だけど、その辛さが、とても観客に訴えてくるものがありました。

大人になるということはラクになることだけど、その代わりに手放さねばならないものもあります。それをこの曲を聴くと痛感します。

私自身ももう大人になったのか、小谷さんのこの曲を繰り返し聴くということもなくなりました。でも一番好きな曲という意味では、永遠に更新されない曲のように大切に思っています。