松任谷由実「春よ来い」友達の分まで生きると決意した一曲

スポンサーリンク

思い出の1曲とプロフィール

1982年生まれ 兵庫県在住 女性 会社員
松任谷由実「春よ来い」

曲にまつわる思い出

私の思い出の曲である、松任谷由実さんの「春よ来い」が流行っていた当時、私は小学6年生でした。

そして、卒業式の2か月前にあの大きな地震、阪神大震災が起こりました。学校は避難所となり、学校自体が閉鎖されて2か月間、授業がありませんでした。

多くの家屋が倒壊し、友達もたくさん他の県へ避難していきました。卒業式自体、あるかどうかわからなかったのですが、学校に避難されている方がその日の為に体育館から移動してくれて、体育館をキレイにしてくれました。

そして無事、卒業式を行う事ができました。同じ学年の子の多くが被災したため、家がなくなったり、亡くなった子やケガをした子もいました。

とてもつらい出来事でした。一瞬にして多くのものがなくなってしまいました。けれど、なくしてから初めてわかる、普通な生活の有難さ、人の温かみ、友達の大切や、勉強できる有難さ。

本当に普段、当たり前としてきた事が当たり前でなかった事に気づかされた出来事でした。

756-eyecatch

亡くなった友達は卒業式に出れないので、その友達の親が代わりに卒業証書を受け取っていました。

本当だったら一緒に卒業できたはずなのにできなかった。中学校へ一緒に行くはずだった。生きたくても生きることができなかった友達の分まで生きる。そう決意した瞬間でした。

そしてあれからもう、20年が経過しました。20年の内に様々な事がありました。大人になり嫌な事もあったし、腹の立つこともあったし、悲しい事もありました。

そしてそれ以上に、楽しい事もありました。色々な事があるけれど、その友達の分まで頑張って生きています。

卒業式の日に流れていた曲、松任谷由実さんの「春よこい」を聞くと、当時の事を思い出し色々な思いがこみ上げてきます。

つらい事があっても、何もかもイヤになって逃げだしたくなった時も、この曲が流れてくると普段の生活のありがたみや、命の大切さ、人と人との関わりの大切さ、あの時感じたすべてのことを思い出し、頑張ろうと思えるのです。