ジムノペディ「今宵も、うたかた探し」不思議な古臭さを感じるアルバム

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思い出のアルバムとプロフィール

1967年生まれ 長崎県在住 男性 会社員
ジムノペディ「今宵も、うたかた探し」

アルバムにまつわる思い出

多分、知らない人が多いと思うバンドなので、少し紹介を。

ジムノペディは2001年に結成された、ロック、ジャズ、昭和歌謡など、色々なテイストを持つ独特な世界観を持ったバンド。編成は、ボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラム、サックス。

僕がこのバンドを知ったきっかけは、セカンドアルバムである「今宵も、うたかた探し」が店でかかっていたのを聞いたのが最初。レジでアルバム名を教えてもらって、その場で買った。

その当時の感想は、「聴けば聴くほど不思議なバンドだな」というもの。この頃かなりハマって、毎日のように聴いていた。メンバーは当時、25歳前後なのに、なぜか不思議と古臭いサウンドが混ざっている。なんなんだろう、この感じは。

このバンド、何が上手いってアレンジが上手い。各楽器が邪魔しあっていないのがいい。特にギターとキーボード。同じような音域を担当するこの楽器が邪魔しあわずに、それぞれ目立つというのはなかなか難しいものだ。

二つのパートがそれぞれ支えあうように音をだしていき、そしてその合間に絶妙な間でサックスが絡んでくる。ドラムとベースも本当にうまい。そのサウンドを従えて、気持ちよさそうに歌う妖艶なボーカル。

最初に紹介した通り、ロックテイストからジャズテイストまで、様々なタイプの音楽をこなすこのバンドだが、バックを支えているメンバーが、それぞれのテイストを自然にこなす。

ものすごく音楽に精通しているのだと思う。これだけの事ができるメンバーが揃うというのは、本当に凄いことだ。

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2004年11月、原宿アストロホールにて初のワンマンライブ。生で聴くと、さらにその上手さが際立つ。各パートが複雑に絡み合いつつ、それぞれの良さを出す。

ギターソロからキーボードソロ、サックスソロへ。ベースとドラムがスルスルっと気持ちよく絡んだと思えば、全パート一斉にドーンと迫力のサウンド。静と動の絡み方がすごい。その独特な世界観にやられまくった。夢のような時だった。

その後、バンドメンバーの突然の脱退、メンバーチェンジ等もあり、残念なことに2008年に解散。

ちなみに2005年に2回目のワンマンライブが行われたが、ちょうどゴタゴタがからんだ時期で、後に正式加入するサポートメンバー2名を急遽加えてのライブだった。僕の正直な感想としては、前年のライブと比べると、かなり残念な出来だった。

今でもこのアルバムはよく聴くが、たった一回しか行われなかった、あのオリジナルメンバーでのワンマンライブが鮮明に思い出される。

 

今宵も、うたかた探し

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