出産の思い出に涙した曲 荒井由実「やさしさに包まれたなら」

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思い出の1曲とプロフィール

1974年生まれ 東京都在住 女性 主婦
荒井由実「やさしさに包まれたなら」

曲にまつわる思い出

あれは2000年に、娘が生まれたときのことです。私は始めての出産のため、産院に入院していました。

予定日をすぎても、陣痛がこないため、陣痛誘発をしていました。どんどん陣痛が並になってやってきて、今か今かと実母と夫が見守る中で、陣痛室で痛みをと戦っていました。

ラジオでもつけようか、と夫が陣痛の波が収まっているときにラジオをつけたとき、FMからユーミンの「やさしさに包まれたなら」が流れてきました。私の大好きなユーミンのナンバーです。

その時はまた、強い陣痛がやってきて、ラジオどころではありませんでした。

反対に、ラジオなんて消してよ!と当たり散らすほど、どんどん陣痛誘発が起こり、痛みが強い波になって来ていたのでした。

実の母親が、

「陣痛ってすごい痛みだけど、女の人はこれに耐えられる能力をもってるから、がんばりなさい、もうすぐだから、きっともうすぐだから」

そう言って、優しく足や腰をさすってくれていました。

夫はただ、手をしっかりと握っていてくれました。

自分だけ痛いんじゃない、母も夫も一緒にがんばってくれてる。それに、お腹の中にいる赤ちゃんも一緒になってがんばっているんだ。

と、強くなって行く陣痛に耐え、赤ちゃんが降りてくるのを必死に待っていました。

そして、陣痛誘発から20時間後にやっと赤ちゃんが子宮口を突破してくれて、いざ分娩室へ。

分娩台に上がって30分後に、やっとやっと!出産!待望の第一子、女の子が誕生しました。夕方の6時5分のことでした。

もう外が暗くなってきていて、母と夫の付き添いもと、少し遅い夕飯を食べたのは、夜の8時頃。

赤ちゃんは新生児ベッドに寝かされて、当日から母子同室でした。

そして、母と夫は9時頃、それぞれ自宅に戻っていきました。私と赤ちゃんの二人きりの時間がやってきました。その日はおおきな満月だったのですが、とても神聖なお月様を愛でた感じがしました。

そして、夫が入院中にリラックスできるようにと置いていってくれた、ウォークマンの中にはユーミンのベストが入っていて「やさしさに包まれたなら」を聞いたらほろっと優しい涙がこぼれた、素敵な思い出があります。