ナオト・インティライミ「LIFE」母が私に遺したかった一曲

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思い出の1曲とプロフィール

1987年生まれ 福岡県在住 女性 会社員
ナオト・インティライミ「LIFE」

曲にまつわる思い出

私が25歳の時、母を重い病で亡くしました。母はまだ40代でした。最後は家で在宅医療をしていたのですが、それは壮絶なものでした。

そんな中、母の楽しみはラジオを聴くことでした。毎日のようにラジオで歌を聞いていました。元々歌がとても好きな母でした。

特に若い人の歌が好きで、一番のお気に入りはナオト・インティライミさんの「LIFE」でした。何故いつも聞いてなかった歌手の歌をそんなに聞くのか、その時は不思議でした。

その歌の歌詞の中でも、

いつでもぼくら生まれ変われるのさ
幾千通りのぼくらのLIFE

という部分を気に入っていたように思います。

あまり話すことが出来なくなった時でも、よく口ずさんでるようにみえました。それを聞いていた私も、この歌がずっと心に残るようになりました。

「辛い時ほど、明るい歌を聞きたくなるもんなんだなぁ」ってくらいに思っていました。そして、歌詞を全部覚えられるくらいの時に母はこの世を去ったのです。

その後は、慌ただしく時間が過ぎていき、ゆっくり音楽を聴くことはありませんでした。そして落ち着いた頃に、夢で「LIFE」が流れてきました。ハッと目が覚めると、爪の跡が残るほどに自分の手を握り締めていました。

その時に思ったのですが、母は自分がお気に入りだったというよりは、私に残したかった歌なのではないか?と思いました。

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これから先、つらいことや失敗して落ち込むこともたくさんある。でも人は、いつでも生まれ変わったようにやり直すことが出来るんだよ、って言われている気がしました。

これからは相談に乗ってあげることが出来なくなるから、代わりに「LIFE」という歌で励ましてもらいなさい、と言われている気がしてきました。これに気づいたときは、涙が止まりませんでした。

今では辛いことがあると「LIFE」を聞き、モチベーションを上げるようにしています。この歌を聞くと母がいつでも近くにいてくれてるようにさえ感じます。

歌の力の大きさを、身をもって実感しているところです。

 

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