絢香「三日月」実家を出る妹をみんなで応援した一曲

スポンサーリンク

思い出の1曲とプロフィール

1985年生まれ 福岡県在住 女性 会社員
絢香「三日月」

曲にまつわる思い出

我が家は父が厳しく、学校は実家から通えるところにしなさいと言い聞かされていました。家を出るにはまだ早いと言われていたんです。

私は父の考えのよう進学しましたが、3つ下の妹が強く反発しました。どうしても行きたい学校があると説得し、最後には父の方が折れて東京の学校に行く許しが出ました。

私は妹のことが大好きだったのでものすごく寂しかったですが、頑張ってる妹を応援することにしました。

出発前最後の日は家族で妹の好きな所へ食事に行き、その流れでカラオケにいくことになりました。家族でカラオケにいくのはこの時が初めての体験です。

最初はただ普通に皆好きな歌を歌っていて、逆に寂しくならないよう元気な歌ばかり歌っていました。明日にはいなくなることを忘れようとしていたのかもしれません。

そして、そろそろ退出の時間になろうかというタイミングで、妹が綾香の「三日月」を入れて歌いだしました。だんだん涙声になってきて、

もう泣かないよ がんばっているからねって つよくなるからねって

の歌詞の時には、もう大号泣でした。お酒が少し入っていたせいか、私たち家族もみんな号泣してしまいました。

346-eyecatch
credit: yuichi.sakuraba via FindCC

それまでは綾香の歌は「この人歌上手いよね」くらいにしか思っていなかったので、歌を聴いて泣くという事自体が、私には信じられませんでした。

でもその時の状況と、歌い手の立場一つでこんなにも心に響くのかと思い、歌の影響力のパワーをあらためて実感しました。良い歌は沢山ありますが、この事があってから私の中で「三日月」は別格のものになっていきました。

今でも友人たちとカラオケに行って「三日月」が流れても、泣くという事はないのですが、いつも心がジーンとしてきます。

それから何年も経ち、私も実家を出て新しい家族が出来ました。今では年に2、3回しか皆で集まることが出来なくなりましたが、この日のカラオケの話は、今でもよく話題になります。

今では笑い話のようになってしまいますが、もしかしたら家族みんなの思い出の曲になっているのかもしれません。

 

ayaka's History 2006-2009

2,500円
(2015.03.31時点)
posted with ポチレバ