中学時代の壮絶な経験中の思い出の曲 CHARA「70%夕暮れの歌」

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思い出の1曲とプロフィール

1982年生まれ 東京都在住 女性 主婦
CHARA「70%夕暮れの歌」

曲にまつわる思い出

中学生の頃、初めてできた彼氏がいました。文化祭で嫌々一緒にいた男の子から引き離してくれた人でした。男の子と一緒にいる女の子に声を掛ける位の人なので見るからに遊び人で、初めて付き合うのにはちょっと難易度が高そうな人でした。

警戒しながら付き合いましたが、それまでに男の子と付き合った経験のなかった私はすぐに好きになってしまいました。付き合ってみると意外とちゃんとしており、予備校等のない日はほとんど一緒に過ごしました。

彼の家は夫婦共に起業しており両親はいつも忙しく、また子供の頃から夫婦仲も悪い様で家族で過ごす事はあまりなかったと聞かされました。

寂しさ紛らわせで親からお金を貰うと言っていました。寂しい人でした。その寂しさを女の子で埋める癖がついたのかなぁなんて笑っていました。現に彼は中学生の頃から女の子を切らせた事がない、誰かいないとダメな人でした。

そんな彼でしたが、私とは真面目に付き合ってくれました。男性経験のなかった私が新鮮に見えたのかもしれません。互いに依存していき、付き合って1年経った頃私の妊娠が発覚しました。高校1年生になるかならないかの時期だったので、産んで育てられる訳もなく中絶する事になりました。お互いの両親を呼び2人で怒られ殴られの一大事でした。当たり前ですが。

中絶の費用は彼のバイト代で払う事になりました。彼の家は裕福だったのでお小遣いも湯水の様に貰っていましたが、けじめとして働いてくれました。

中絶の経験は一生忘れる事の出来ないものでした。産科医には「まだ15歳の癖に!」と叱られ、今後の為にと避妊方法を聞けば「そんなにSEXが好きか?」と言われました。これは勿論軽はずみな行動をした自分への罰なのですが精神的に参り、手術の痛みと苦しみでボロボロになりました。

術後暫く安静にしていましたがその時も頻繁に会いに来てくれ「金しか役に立てなくてごめんな」と泣いてくれました。家にいる間、少しでも気分が晴れる様にとくれたのがCHARAのベストアルバムでした。

その中の彼のオススメが70%夕暮れの歌と言う曲でした。当時の私の心に染み渡る曲でした。何度も何度も聞いて泣きました。

優しい彼でしたが、この経験をして以来、彼への気持ちがどんどん離れていきました。会うのも避ける様になり、私がいなくてもいろんな女の子からモテる彼に更に嫌気がさしました。

その後1年付き合いましたが、気持ちが離れて行く一方だったのでお別れしました。友達になろうと言われましたが、なれる訳もないので断りました。それきり彼とは会っていません。

ですが、この曲は今でも好きで悲しい気分のときに聞いています。あの時の気持ちは思い返すのも嫌ですが、忘れてはいけない経験なので自分への戒めとしても聞いています。