スピッツの「チェリー」言葉の違いを乗り越えさせてくれた一曲

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思い出の1曲とプロフィール

1989年生まれ 愛知県在住 女性 主婦
スピッツ「チェリー」

曲にまつわる思い出

わたしの彼は、日本語をうまく話せないイタリア人です。出会って最初の頃は、お互い英語で会話をしなければなりませんでした。

国の壁を感じたりしましたけれど、私が1日嫌なことがあると1番に気にして慰めてくれたり、優しい言葉をかけてくれました。

でも彼は仕事で母国に帰らなければいけないということで、イタリアに帰ってしまいました。それから1年があっという間に経ち、また彼から連絡が入ってきました。

その日は私の誕生日。突然日本に来て、わたしを呼び出して何かと思いました。そして彼は、ギターを弾いて歌い始めました。その時、歌ってくれたのがスピッツの「チェリー」でした。決して忘れることはできません。

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credit: simon_music via FindCC

彼は私の誕生日の為に1年をかけて、ギターと日本語を勉強してくれていたのです。その事がわかった瞬間は、言葉にならない感動で涙が止まりませんでした。

特に、

君を忘れない

愛してるの響きだけで強くなれる気がしたよ

という歌詞が、びっくりするほど私の中に響いてきました。発音もしっかりできていて、ギターも何度も練習したような出来でした。

愛の力というものは言葉が違っても、文化が違っても乗り越えることができるのだなと、初めて感じました。会話もスムーズではないけれど日本語でできるようになって、その歌をきっかけにより一層、彼との距離が縮まりました。

それから3年経った今でも、よくスピッツの「チェリー」を私の為に歌ってくれます。歌ってくれるたびに、その時の喜びがよみがえって元気になれるからです。

他にもいろいろな歌を歌ってくれても、この曲を上回ったことは未だにありません。それほど心に響いたのだと思います。

あのとき彼が日本に来て歌ってくれなかったとしたら、私たちは二度と会うことはなかったと思います。この曲が私たちを結びつける運命の曲となってくれました。

そして「愛してる」という歌詞に含まれる言葉が深くて、愛してる人からだったら何度言われても嬉しくて、飽きない言葉だと思います。

この曲に感謝します。