村下孝蔵「踊り子」夢の中に舞い降りてきた一曲

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思い出の1曲とプロフィール

1967年生まれ 広島県在住 女性 講師
村下孝蔵「踊り子」

曲にまつわる思い出

歌って踊れるダンスミュージックが好きで、時々コンサートなどにも行く私ですが、その一方で、昔から持っている音楽のテープを回すことがあります。

今はCDやDVDの時代ですが、テープで聴く音楽というのも、雰囲気があって良いのです。

音楽を聴いていて、自然に涙があふれてくるという経験は滅多にありませんが、この人の曲の中には、歌の中に深く入り込めてジーンと感じる曲が、何曲かあります。

この人とは、村下孝蔵さんです。残念ながら早くに亡くなってしまいましたが、もっともっとこの人の曲を多くの人に聴いてもらいたかったです。

テレビコマーシャルの曲で初めて知ったアーティストですが、地元のイベントなどで歌いに来てくださっていたこともあります。

コンサート会場では、いつもきちんとした洋服を着て、どこかのサラリーマンがギター片手に歌っているようだったと言う人もいるくらい、真面目な印象のある方です。

ヒット曲は色々ありますが、私はその中でも「踊り子」という曲を、忘れることが出来ません。村下孝蔵さんの歌の歌詞は、本当に日本語を大事にしていると感じるものでした。

初めはこの曲のメロディーが大好きで何度も聴いていたのですが、次第に涙があふれるようになって来ました。そう、いつのまにか歌詞に聴き入ってしまったのです。

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credit: Jose Jimenez via FindCC

それは私がちょうど、提出期限が迫っている作品を完成させることができずに、苦しんでいる時でした。

「心が乱れる」

そう、乱れに乱れていた私です。こう言う時は、なにを考えても良い物は生み出せません。

「もういいわ、提出期限に間に合わなくて怒られても…。」

吹っ切れた時に突然、良い物が出来たりもするので、私は好きな音楽を聴きながら眠ることにしたのです。

うつらうつら眠り始めてどれくらいたった時か、突然、頭に踊り子の姿が舞いおりてきました。「これはいい!」と、すぐに起き上がって、一心不乱に踊り子をイメージした作品を作り上げたことを覚えています。

「舞う女性」はその後も、私が何をする時にも用いるモチーフとなりました。