THE BLUE HEARTS「THE BLUE HEARTS」気持ちを若返らせてくれるアルバム

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レビューアルバムとプロフィール

1959年生まれ 徳島県在住 男性 自営業
THE BLUE HEARTS「THE BLUE HEARTS」

アルバムレビュー

大学を出て会社に入社した頃に買ったアルバムです。

高校生の頃からパンクが好きで、クラッシュやラモーンズ、ピストルズをよく聞いていました。

日本のパンクはあまり気に入らなかったのですが、音楽雑誌でブルーハーツが高く評価され、「リンダリンダ」がヒットしていたので買ってみました。

「リンダリンダ」の印象から、パンクっぽいロックバンドかな?という感じで、期待はそこそこだったのですが、その期待が良い方向で裏切られたのを覚えています。

本当にハマりました。1曲目の「未来は僕らの手の中」から2曲目の「終わらない歌」は、日本語でしっかりパンクしていました。

真島昌利さんの歌詞は社会や大人に対し、不満を燻らせていた当時の若者の心情を的確に表していたように思います。

当時のJポップは尾崎豊さんを除いて、サビの部分に英語を入れるなどサウンド重視で、それほど歌詞を大事にしていなかったように感じましたが、真島さんの作品は日本語ロックとして完成度が高いと思いました。

この人は非常に論理的で、それでいてとても分かりやすい歌詞を書くので、強く共感しました。

甲本ヒロトさんの歌詞は感覚的すぎて意味不明のものが多く、あまり好きではありませんが、このアルバムに関していえば「少年の詩」、「NO NO NO」などは切れ味が鋭く、説得力があったのではないでしょうか。

演奏は荒削りで決してうまいとはいえませんが、そこが逆にパンクバンドらしさを出していました。

「リンダリンダ」はアレンジが凝ったシングルバージョンより、シンプルなアルバムバージョンの方が良かったです。甲本さんの野太い声のボーカルと、真島さんのダミ声のコーラスが奇妙にマッチしていたのも覚えています。

このアルバムはテープにダビングし、会社の車でよく聞いていました。就職したての若い頃を思い出すたびに、ときどき聞きたくなります。

いい年をしたおじさんの心を若返らせてくれるアルバムです。

 

THE BLUE HEARTS

2,200円
(2016.08.16時点)
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