Simon & Garfunkel「明日に架ける橋」アルバイトで汗を流して買った一枚のレコード

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思い出の一曲とプロフィール

1954年生まれ 北海道在住 男性 会社員
Simon & Garfunkel「明日に架ける橋」

曲にまつわる思い出

数十年前の夏休みに、初めてアルバイトをしたことがあります。目的は、アルバイト料でお気に入りのレコードを買うこと。

アルバイト募集のチラシでは、どんな仕事をするのかよくわからず、出勤して初めて知らされました。職場は道内大手の電気工場で、仕事内容は力仕事でした。

アルバイト4人で、テレビのブラウン管が入った箱を工場から倉庫に運ぶ仕事。真夏だったこともあり、大変厳しい仕事でした。

その当時、私が住んでいた街は30度を超える真夏日が一週間以上続き、仕事場の倉庫の中はまさに蒸し風呂状態でした。

それでもめげずに毎日朝から働き続け、午前中の仕事が終わる頃には、脱水症状一歩手前の状態だったと思われます。

昼休みになってもお弁当を食べる元気もなく、身心ともに疲れ果て、働くことの厳しさを思い知らされました。

ようやく運搬作業が終わった次の仕事は、ブラウン管が正常に作成されたかを検査する仕事に変わり、少し危ない電気装置を使っての仕事になります。

アルバイトにしては大変な仕事でしたが、こちらの仕事のほうが座って仕事ができるため、最初の仕事より楽でした。

その後、なんとか最後まで仕事を続けることができ、アルバイト料を受け取ったときは、心地よい疲労感と達成感でいっぱいでした。

アルバイト料はとても安かったのですが、家族にお土産を買って帰り、とても喜んでくれたことを思い出します。

早速、このアルバイト代を握りしめ、かねてから欲しかった、サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」のレコードを買いに、レコード店まで走りました。人生で初めて購入したレコードでした。

嬉しくて嬉しくて、何度も何度もレコードが擦り切れるまでかけて聴いていました。

日本語訳も付いており、歌詞の意味をかみしめながら、いい曲を購入した喜びを感じて夜が更けるまで聴いていました。

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アルバイトで懸命に汗を流し、稼いだお金で購入した一枚のレコード。

その後、このレコードの所在は分からなくなってしまいましたが、私にとっては忘れることのできない、遠い夏の日の思い出の一曲です。