Andrea Bocelli「アモーレ〜オペラ・アリア集」私の心を癒してくれるアルバム

スポンサーリンク

レビューアルバムとプロフィール

1948年生まれ 埼玉県在住 女性 主婦
Andrea Bocelli「アモーレ〜オペラ・アリア集」

アルバムのレビュー

アンドレア・ボチェッリの存在を知ったのは今から15年前の事です。アメリカへ旅行中だったのですが、その時に見ていたショーのバックに流れていた歌声でした。

学生の時にバイオリンの演奏に感動した経験があり、それ以来クラシック音楽はいつも私の身近にありました。しかし、人の歌声にあのように感動し、思わずそこに立ちすくんでしまったのは初めての経験でした。

琴線に触れる声というのは、あのような声の事を言うのではないでしょうか。魂を揺さぶるその声は、嬉しい時や悲しい時、どんな時にも私の心を癒してくれるのです。

このアルバムは私が買った2枚目の作品で、有名なオペラのアリアが収録されています。

この中には、オリンピックで荒川静香さんが使った「誰も寝てはならぬ」や、ラ・ボエームから「冷たい手を」など、書き切れないほどの素晴らしいアリアが収録されています。

それらを聴くたびに、何と素晴らしい声なんだろうと思い、長い年数の間聴き続けているにも関わらず、心からそう思うのです。

そして自分で拍手をしてしまうこともあります。澄んだあの高音の美しさ、温かみのあるあの中音、その音域のどれもがただ単に、神様から与えられた贈り物というだけでは片付けられません。

歌うことが自分の運命だという本人の言葉通り、魂を込めたその美しい声を評する言葉を見つけることは出来ません。

耳を済ませて聴いていると、その声はまるで乾いた砂漠に一滴ずつ沁みこむ水の様に、私の心を浄化してくれて自然に涙が溢れてきます。

あと、単に声が素晴らしいというだけではありません。どんなことにも限界を作らず挑戦して、後悔しない素晴らしい生き方をしている人間性の素晴らしさもあるのだと思います。

私がアンドレア・ボチェッリを知った頃は、日本での認知度は殆どありませんでした。ですが今ではアメリカやヨーロッパほどではありませんが、日本でもかなり知られるようになりました。

幼い時から音楽に溢れた環境で育つのですが、12歳で失明してしまいます。しかしオペラ歌手になりたいという夢を持ち続けて勉強を続け、35歳にしてデビューを果たします。

このアルバム以後もオペラの全曲やポップスのアルバムを出していますが、クラシックの世界ではその販売枚数は驚異的であり、世界中で既に8000万枚以上の売り上げを記録しています。