Billy Joel「An Innocent Man」古さを全く感じさせない珠玉のアルバム

スポンサーリンク

レビューアルバムとプロフィール

1965年生まれ 青森県在住 男性 公務員
Billy Joel「An Innocent Man」

アルバムのレビュー

内容がヘビーな曲が多かった「ナイロン・カーテン」の次に、ビリー・ジョエルがリリースしたこの「イノセント・マン」。

懐かしのR&Bを基調にしながらも、古さを全く感じさせない珠玉の作品の数々が詰まっています。

まずは心地良いリズムで、明るく上流の女性への憧れを歌った「アップタウン・ガール」はアメリカで3位、イギリスで1位の大ヒットとなりました。

某「愛は勝つ」を聞いた瞬間に、元ネタはこのアップタウン・ガールと分かってしまいました。

ただ、「Tell Her About It」に、「あの娘にアタック」という、パッとしないアイドルのような邦題をつけた人には少し文句を言いたいところです。

ビリー・ジョエル好きがカラオケでこの曲を歌う時は、PVのようにみんなで体をスイングしっぱなしです。

「Tell Her About It」は、私の中ではビリー・ジョエル版のベートーベン交響曲第7番第4楽章なのですが、周囲の誰からも同意を得られていません。

しっとりした曲も粒が揃っています。「This Night」の絶唱部分は青春の甘酸っぱい思いが詰まっています。

この部分は、ベートーベンピアノソナタ「悲愴」から採られています。ですから、「作詞作曲は全てビリー・ジョエル、ただし『This Night』はベートーベンによる…」と敬意を評した記述がなされています。

「ロンゲスト・タイム」は、PVでは数人でパート分けして謳っていますが、実際のレコーディングではビリー・ジョエル本人が全てのパートを歌って後から音を重ねています。

低音から高いパートまでを歌いこなす彼の歌唱力が堪能できる曲ですが、先に書いたような理由から、ライブでこの曲を完全再現するのは不可能です。

このアルバム以後のビリー・ジョエルを私は聞かなくなりましたが、私の中のビリー・ジョエルでは、このアルバム「An Innocent Man」が一番大好きです。

 

An Innocent Man

1,600円
(2016.05.22時点)
posted with ポチレバ